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当サイトは、クリーニング店で働くさまざまな人、職種への取材を通して、「クリーニング業界で働く魅力」をお届けするジョブメディアです。
ここでは、静岡を中心に「ピュアクリーニング」「美洗館」など240店舗以上を展開(※2023年6月時点)するホワイトウィングス社の代表取締役である中村 真治氏にインタビュー。
「落とせないシミなんてこの世にない!」という中村社長。クリーニング店なのにカレー屋も出しちゃうところも、どこか変わっているホワイトウィングス社について、中村社長に聞いていきました。
僕は元々モータースポーツの世界でカーレーサーやエンジンのエンジニアをしていました。
ホワイトウィングスを継ぐことになったときは、よくある薄利多売のクリーニング店でした。モータースポーツの世界でも、資金力や開発力では大手には当然勝てない。でも、その次のランクで上位に入るような工夫をすることで生き残ってきていたので、「このままではいけない、ホワイトウィングスの方向性を変えなくては」と思ったことを覚えています。
僕が選んだのは、品質を追求して、職人上位だった会社をお客様ファーストにするという、サービスを突き詰める道でした。
それは、安いから選んでもらえるという道から、お客様に本当に価値を感じてもらえて、選んでいただけるサービスを提供するという道への大きな転換でした。
当然反対する社員が出ましたし、最初はうまくいきませんでした。やり方が強引だと反発されたことも多かったです。
しかし、現状を維持しようとするだけでは、ビジネスは衰退する一方。うちのような会社では、安くするのも限界があります。価格競争に自分から飛び込んでいくのではなく、違う道を模索していくしかないと信じて突き進みました。
そのうちお客様にも受け入れられるようになり、会社も人の入れ替えなどもあり、段々と今のようなピュアクリーニングの形ができてきました。
ピュアクリーニングでは、一人ひとりのお客様への接客を大事にしています。スタッフもお客様も椅子に座って、世間話を楽しみながら、クリーニングの受付をする。
ときには、クリーニングに出す物がなくてもフラッと遊びにきてほしい…そんな風に思っています。
お店では、お客様に対して「お待たせして申し訳ありません」とは言わずに、「お待ちいただいてありがとうございます」と言うようにしているのですが、それも「来てよかったな」と思ってもらうにはどうしたら良いのか考えて決めたことのひとつです。
多くのスタッフが、同じような意識で仕事をし続けるのは、指標がない限り難しいことです。表面的な意識だけで終わらないよう、大切にすべきポリシーや行動指針をクレドとしてまとめ、全スタッフが常に持ち歩けるようにしました。
また、店舗スタッフには売上ノルマを持たせていません。それは、お客様への「サービス」に集中してほしいからです。ノルマのために高いサービスをおすすめしたり、物販を売ろうとするがんばりではなく、純粋にお客様のためだけにがんばってほしい。
同じように、工場スタッフは生産性を高めることよりも、品質を高めることを意識してもらっています。
クリーニングにとどまらず、多くの事業やサービスを展開していきたいと考えていますが、それは必ずしも僕の発信じゃなくていいと思っています。
新規企画や新規事業を、入社年数だとか、社員やパートなどの立場に関係なく提案できる会社ですから、誰にでもチャンスはあります。
実現や成功させるためのサポートなら惜しみません。
出る杭を打つのではなく、出る杭はどんどん伸ばしたい。与えられた仕事を着実に遂行していくことも、もちろん素晴らしい仕事です。
でも、各々が持つアイディアの種や、こういうサービスがあったらいいなとか、こういう会社にしていきたいという願いを言語化して実現することができれば、会社が成長して、働くことももっと楽しくなるのではないでしょうか。
働く人たちは、会社を利用して、やりたいことを実現してもらうくらいでいいと思っています。実際にそういうマインドで「東京で食べたカレーを静岡でも食べたい」という理由で、カレー屋を実現した社員がいるくらいですから(笑)。
実現したい企画がある人、ぜひ待っています。
当サイトは、クリーニング店で働くさまざまな人、職種への取材を通して、「クリーニング業界で働く魅力」をお届けするジョブメディアです。
取材に協力してくださったのは、静岡を中心に「ピュアクリーニング」「美洗館」など240店舗以上を展開(※2023年6月時点)するホワイトウィングス社。
取材してみたら、「クリーニング業界」で参考にするには尖りすぎている会社でしたが、その様子をぜひ楽しんでいただき、クリーニング業界とホワイトウィングスの魅力が伝われば幸いです。【編集チーム拝】
挑戦することを是として、今までもカフェの併設、飲食店とのコラボ店舗、店舗内のキッズスペースやトリックアートなど、様々なアイディアを実現してきたピュアクリーニング。
社長や取締役と全スタッフの距離が近いので、企画を出しやすく・実現しやすい環境だというのは、働く皆さんの取材でも感じました。
しかし、社長はまだまだ満足していません(笑)。もっともっと多くのアイディアを実現して、会社を楽しくしたい、成長させていきたいと思っているのが伝わってきました。
普通の会社で働きたくない!自分のアイディアを実現したいというような人は、ぜひホワイトウィングスの門を叩いてみてはいかがでしょうか。
「クリーニング業界で働く魅力」をお伝えする当サイトでは、他にもいろんなポジションの方のお話を聞いていますので、ぜひ参考にしてください。
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